上野歯科医院の診察内容(歯周治療と再生療法)のご紹介

自覚症状がなくても歯周病になっている可能性があります。

歯周病は、不摂生な生活習慣が発症や悪化の要因となる生活習慣病です。 今まで徐々に進行すると考えられていましたが、近年は、急に悪くなる時期(勃発期)と静止期を繰り返しながら進行していくことが分っています。

■歯周病の進行状態

健康な歯肉は、色はサンゴ色またはピンク色をしています。表面はスティップリングといってみかんの皮ような小さなくぼみが見られます。
プラーク(歯垢)とは、細菌の集まりで、その細菌が少しずつ死滅して、それに唾液成分の無機質が沈着し石灰化して歯石(しせき)になります。

歯周病進行状態ステップ2

歯の表面のつけ根部分にプラークがたまり、歯の周囲や歯と歯の間の歯肉に炎症がおこります。ブラッシングしたときや固いものを食べると、出血することがあります。これくらいではまだ痛みもあまりありません。
(この段階を「歯肉炎」といいます)


歯周病進行状態ステップ3

たまったプラークが歯石となり、歯にこびりつきます。するとさらに細菌が繁殖し、細菌のだす毒素で 歯根膜(歯と骨をつないでいる線維)が破壊されます。
その結果、歯槽骨(歯を支えている骨)が溶けてきます。 歯ぐきが腫れたり、出血したりしてきます。
「軽度~中程度歯周炎」の状態です)


歯周病進行状態ステップ4

症状が進むと歯周ポケットがさらに深くなり、歯槽骨がどんどん破壊され、歯がぐらつき、歯の根も見えてきます。
出血や口臭も強くなり常時ウミが出るようになります。その状態を一般に歯槽膿漏(しそうのうろう)といいます。
(「重度歯周炎」の状態です)


福島喜子先生

定期的な検診で、お口の状態をチェックしましょう
軽度の歯周病は、ほとんど自覚症状がありません。
逆にいうと、歯周病の症状を自覚して来院される方はかなり症状がすすんでしまっていることが多いです。
自覚症状がなくても、定期的に検診をすることをおすすめします。


歯周病ケアはていねいなブラッシングが基本 かかりつけ歯科医院を持ち、定期的に専門家のチェックを受けましょう

歯周病の原因は、「歯にかかる過大の力」「ストレス」「たばこ」「糖尿病」などの生活習慣とプラーク(歯垢)です。生活習慣を改め、プラークコントロールといわれる、歯面に付着したプラークをためないようにすることが大切です。

プラークはていねいなブラッシングによって、大部分を取り除くことができます。程度の軽い歯周病であればブラッシングで治してしまうことも可能です。普段から定期的にチェックを受けられる「かかりつけ歯科医院」を持つことをお勧めします。

上野歯科医院では、歯科医師による診断と治療方針により、歯科衛生士が適切なブラッシングの方法を指導します。

スタッフ

ブラッシングの基本を知れば、お口の状態は変わってきます
歯並びによって有効な磨き方も変わってきますから、私たち衛生士が患者さんひとりひとりに合わせたブラッシング指導を行います。
磨き方にも癖があり一度で直るものではありません。どうすれば分かりやすく説明ができるか考えながら、一生懸命指導させていただきます。分からないことはどんどん聞いてくださいね。

治療例:

歯周病が進行して骨が吸収している状態でした。患者さん自身のプラークコントロールと歯科衛生士によるスケーリング、ルートプレーニング等の処置を行っていきました。 その後、取り残した歯石などを完全に取り除くために歯周外科手術を行って、病因の完全な除去を図りました。

北九州市八幡西区の上野歯科医院の歯周病治療例

重度の歯周病でも、再生治療で 歯を抜かずに治療することが可能な時代です

軽い歯周病であれば、歯や歯の周りを清潔に保つ治療を続けることで治すことができます。
しかし、重度の歯周病炎症で歯周組織の破壊がひどい場合には、歯を支えられず抜歯しなければなりませんでした。
歯周組織を回復させるための手術(再生治療)で、歯周組織を再生させ、歯を抜かずにすむ治療も可能になってきました。

治療例:

歯槽骨が破壊され骨が吸収し、歯が傾いています。。適切なプラークコントロールを行って口内環境を整えた結果、ずいぶん歯槽骨が再生されましたが、まだ完全ではないため人工膜を使った歯周外科手術(GTR法)を行いました。
セルフケアと定期的なプロのメンテナンスを継続した結果、歯槽骨が本来の状態に近い程度に再生しているのがわかります。8年後、14年後の経過も良好です。

北九州市八幡西区の上野歯科医院の歯周病治療例:治療前写真
北九州市八幡西区の上野歯科医院の歯周病治療例:歯周外科手術写真
北九州市八幡西区の上野歯科医院の歯周病治療例:治療後8年経過写真
北九州市八幡西区の上野歯科医院の歯周病治療例:治療後14年経過写真