上野歯科医院の予防歯科

治療方法をあなた自身が選択するためにご利用ください

近年は、虫歯や歯周病になってしまってから治療に来るのではなく、虫歯や歯周病などのトラブルにならないよう予防する「予防歯科」という考え方が主流になりつつあります。治療で痛い思いをしたり、長く通院しなくて済みますし、何と言ってもご自分の歯を健康に保てることは、大変良いことです。

最近では、お口の中の状態を把握できる検査や、専門のトレーニングを受けた歯科医師や歯科衛生士によるプロのクリーニングなど予防歯科も進化しています。

上野歯科医院の予防歯科:細菌検査 上野歯科医院の予防歯科:PMTC
上野歯科医院の予防歯科:3DS 上野歯科医院の予防歯科:虫歯予防クラブ

虫歯になりやすい人、虫歯になりにくい人がいるのをご存知ですか? その傾向は、赤ちゃんの時に決まる可能性もあるのです。

虫歯は感染症!?虫歯は感染症として始まり生活習慣病として進行します

赤ちゃんは無菌的な状態で生まれてくるため、虫歯菌はひとつもありません。虫歯の原因は、奥歯の生え始める生後19ヶ月(1歳7ヶ月)から歯がすべて生えそろう31ヶ月(2歳7ヶ月)時期に、家族の誰かから赤ちゃんのお口の中に感染するためです。
特にに母親からの感染(母子感染)の確率か高く、母親が菌を多くもつほど感染しやすくなります。また、感染時期が早いほど、虫歯ができやすくなる傾向が高くなります。

子供が虫歯に感染しやすい時期

つまり、生後19ヶ月(1歳7ヶ月)から31ヶ月(2歳7ヶ月)の時期に感染の予防がすることが大切なのです。

母親のミュータンス菌の数

※口の中のミュータンス菌が103CFU/ml以下だったお母さんの母子感染率が6%だったのに対し、
   口の中のミュータンス菌が105CFU/ml以上もいたお母さんの母子感染率は58%となっています。

母親のミュータンス菌の数

※口の中にミュータンス菌が大量にあるお母さん(105CFU/ml以上)でも、歯科医院での虫歯治療、 クリーニング(PMTC)、フッ素塗付、歯ブラシ指導、食餌指導などの適切な処置を行うと、 お子さんのミュータンス菌感染率が下がり、虫歯の保有率も下がります。

ミュータンス菌とは
歯垢の中に住んでいる虫歯菌の中で一番怖いといわれている菌です。簡単な歯磨きではとりにくく、酸を出すパワーも強力です。

自宅や歯科医院でさまざまな取り組みを行うことで ミュータンス菌が多いお母さんでも母子感染を防げます

1.お母さんの虫歯の治療を行いましょう。

治療が必要な虫歯があると、歯を磨いても口の中のミュータンス菌は増えやすい環境のままです、お子さんが生後19ヶ月になる前に、虫歯の治療を終わらせておくことをおすすめします。 また、お母さんのお口の中の状況を把握するために、細菌検査を受けることをおすすめします。

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2.クリーニングを行いましょう。

歯石や日常の歯みがきではとりきれない汚れを除去するため、歯科医院で定期的なクリーニング(PMTC)を行うと、口の中が汚れにくくなりミュータンス菌を減らすことができます。お母さん自身の虫歯や歯周病予防のために3~6ヶ月毎にクリーニングを行うことをおすすめします。

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3.家族とスプーン・箸・ペットボトルを共有しないようにしましょう。

ミュータンス菌はだ液を介して感染します。口うつしで食べさせる習慣はなくても、スプーン・箸・ペットボトルの共有によって感染してしまいます。お父さん、お母さんはもちろん、おじいちゃん、おばあちゃんにも協力してもらいましょう。

それでも、心配な時は

★キシリトールガムを噛む習慣をつけましょう

フィンランドでは、出産3ヵ月後から2年までに1日2~3回キシリトールガムを噛むことにより、2歳時点の母子感染に効果をあげています。

★3DSを行いましょう。

ミュータンス菌の母子感染を予防する治療です。

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細菌検査

ご自身のお口のなかの状態を知るために、“細菌検査”をおすすめします。

歯を取り巻く環境によって、虫歯になりやすい人、なりにくい人がいらっしゃいます。そのため、同じお手入れをしていても、虫歯になりやすい人はどんどん虫歯が増えてしまう可能性があります。 では、虫歯にならないためにはどうしたら良いのでしょうか?

そのためには、自分のお口のなかの状態を知ることが大切です。 虫歯の危険度を判定する細菌検査では、目には見えない情報を知ることができ、それまでに口腔内で起こってきたこと、あるいは現在起きている現象を知る手がかりとなります。 また、検査結果を考慮しつつ口腔内で将来起こりうる現象をある程度推測することができますので、あなたの個性にあわせた虫歯予防対策をとることができます。

★細菌検査を行って分かること
虫歯の危険度を判定する8つの要素について調べます。

①これまでの虫歯の経験②プラークの量 ③ミュータンス菌の量④乳酸桿菌の量
⑤だ液の量⑥だ液の酸性度⑦フッ素の使用状況⑧1日の飲食回数
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PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)

「虫歯・歯周病の予防」と「美しい歯を保つ」、 2つの効果があるPMTCは、歯を大切にする人の新しい習慣です。

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは、歯科衛生士など専門家による器械を使った歯のお掃除(クリーニング)のことです。

ご自身で行うお手入れでは落としきれない虫歯の原因となるデンタル・プラーク(バイオフィルム)を取り除くことができ、虫歯や歯周病の予防に大変効果があります。

また、歯の着色を落とし、光沢のあるきれいな歯に磨きあげられ、審美面でのメリットがあるのも特徴です(元の歯の色以上に、歯の色を白くすることはできません)。
仕上げには、きれいに磨きあがった歯の表面にフッ素をコーティングし、歯を強くします。

器械を使うというと、痛みがあるのではと心配されるかたもいらっしゃいますが、歯石を取るような強い刺激ではなく、心地良いくらいです。クリーニング後は、お口の中が爽やかになり、まさにお口のエステといった感じです。

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3DS(Dental Drug Delivery System)

3DS(Dental Drug Delivery System)は、 虫歯の原因であるミュータンス菌を除菌する画期的な予防法です。

上野歯科医院のマグネットデンチャーの治療イメージ

ミュータンス菌などの細菌が集合体を作り、歯の表面に形成された膜をバイオフィルムといいます。バイオフィルムが形成されると、抗菌剤やフッ素などの薬剤が歯の表面まで到達しな為、十分な効果が期待できません。バイオフィルムは、ブラッシングでは除去できず、PMTCなどのプロフェッショナルクリーニングが必要です。

3DSは、歯の表面のみ増殖するミュータンス菌の性質を利用し、除菌薬剤を入れたトレー(マウスガード)を一定時間歯に装着し、だ液に希釈されることなく、確実に菌を除去することができます。 歯のクリーニング(PMTC)を行ってバイオフィルムを完全に除去した後に行います。

虫歯になりやすい方、細菌検査で虫歯の危険度が高いと診断された方にはおすすめです。


◆標準的な3DSの方法

標準的な3DSの方法
【1日目】
細菌検査(ミュータンス菌の量を調べ除菌が必要かどうか判断) →説明(患者さんに治療方針を説明して同意を頂く) →印象作成(印象を取り、トレーを作成する) →PMTC(歯面よりバイオフィルムをはぎ取る) →除菌(トレーに薬物を入れ5分間除菌する)
家庭では1日1回 (就寝前のブラッシング後) トレーにフッ素含有のジェルを入れて 5分間維持し、 歯を強くする。
【2日目(1週間後)】
除菌
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虫歯予防クラブ

子どもの口内環境を守るには、まず、周囲の大人の口内環境を整えることから

虫歯のない健康な歯は、お子さんの一生の宝です。
お子さんに虫歯菌を感染させないためには、お母さんだけでなく、お子さんに接するひとりひとりが自分自身の口腔衛生管理を心掛けることが大切です。

上野歯科医院では、虫歯や歯周病を予防するためのプログラム「虫歯予防クラブ」を行っています。お子さんのためだけでなくご自身の健康のためにも、お勧めしています。

費用:20,000円

◆施術の流れ
唾液を採取し、ミュータンス菌や他の口腔細菌の数や全体の中での比率などを調べます。正常値と比較して除菌が必要か判断します。 お口の中の除菌が必要(ミュータンス菌0.2%以上)であれば、希望者のみ除菌を行います。この場合、施術費が30,000円が必要です。

標準的な3DSの方法
【1回目】唾液検査
【2回目(2週間後)】・唾液検査の結果説明・口腔内写真(歯肉の状態をチェック)・顕微鏡(プラーク内の細菌を観察)
【3回目】・PMTC・ブラッシング指導・食育指導・フッ素塗布
【4回目】・顕微鏡(プラーク内の細菌を観察)・今後の注意点の指導

ミュータンス菌0.2%以上の場合は、希望者のみ3DSを行います(費用は、30,000円追加となります)。
【3回目】型をとってトレーの作成
【4・5回目】3DS開始…7日間ホームケア、来院してPMTC+3DSを2週間以内に2回行います。
【6回目(2~3ヶ月後)】効果判定(2回目の唾液検査)
【7回目】・唾液検査の結果説明・口腔内写真(歯肉の状態をチェック)・顕微鏡(プラーク内の細菌を観察)・今後の注意点の指導
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